FunLogy SOUND3

光デジタルとアナログ入力、Bluetooth入力に対応するシンプルな2.1chサウンドバー【FunLogy SOUND3】の使い勝手や音質を詳しくレビューする。

FunLogy SOUND3

テレビやプロジェクター、スマホ、PCなどさまざまなデバイスに接続することができるので一つ持っておくと活躍すること間違いなしのサウンドバー。また、コンパクトながら出力は総合80Wと高出力。

FunLogy SOUND3
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オレンジを基調とした化粧箱に梱包されている。梱包は簡易だが、クッション材にしっかりと収められていて安心感がある。

FunLogy SOUND3
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シンプルで直感的に操作できるリモコン
FunLogy SOUND3
FunLogy SOUND3
3.5mmオーディオケーブル、光デジタルケーブルが付属

同梱物は、【FunLogy SOUND3】本体、3.5mmオーディオケーブル、光デジタルケーブル、ACアダプター、リモコン、取扱説明書となっている。ケーブルが付属するので別途用意する必要がないのは嬉しい。なお、リモコンの電池は付属しないので、単4電池が2本必要となる。

FunLogy SOUND3
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デザインはとてもシンプル。高級感はないがインテリアに溶け込むデザインとなっている。上面は光沢のあるピアノブラック。

FunLogy SOUND3

本体背面の中央部に端子部をまとめることで、設置性を高めた。端子とともに操作ボタン配置されている。

FunLogy SOUND3

幅は820mmとコンパクトで設置しやすい。

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さらに、別売りの金具で壁掛けも可能。

FunLogy SOUND3

底面には滑り止め用のゴム足がついている。

FunLogy SOUND3
FunLogy SOUND3
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接続モードや、音量を前面のLEDディスプレイで表示。リモコンで行なった入力切り換えや音量調整などの状態を直感的に確認できる。数秒で表示が消えるので映画鑑賞などで邪魔になることはない。

FunLogy SOUND3

設定は、主にリモコンで行う。高音と低音を上下させるだけで詳しい知識がなくても簡単に行える。もちろん、こだわる人にしたら物足りないのかもしれないが、軽く音楽や動画で聴く分には十分。

FunLogy SOUND3

サウンドモードは、スタンダード、クリアボイス、ムービーの3種類を用意。「Eq01」「Eq02」「Eq03」とディスプレイ表示されるのがそれぞれ「スタンダード」「クリアボイス」「ムービー」に該当する。

スタンダード低音、高音のバランスが良く汎用的なので、音楽を聞く時などに最適
クリアボイス低音を抑え、声などの中音域を主役に。ニュースやテレビを見るときに最適
ムービー立体的で迫力のある音が出るので、映画を観るときに最適

イコライザー機能を搭載。様々なシチュエーションに合わせてサウンドを低音、高音±5にカスタマイズできる。幅広く設定できるのでコンテンツに合わせて好みの音にすることができるだろう。

実際にNetflixで映画鑑賞をしてみた。9,999円という値段的な先入観から、過度な期待はしていなかったが、しっかりと重低音成分が再生できていて臨場感がリアルに感じられる。薄型テレビの内蔵スピーカーとは桁違いで、かなりいい。サブウーファーは搭載されているので、低音厚みを豊かに表現しつつ、高音も美しく伸ばしている。躍動感を感じる低音に仕上がっていて臨場感を再現している。

ゲーム「GTA Online」や「ARK: Survival Evolved」でも利用してみたが、足音や銃撃音が迫力が増して楽しくプレーできた。

映画鑑賞は「ムービー」、ゲームプレーは「スタンダード」で利用した。コンテンツや好みによってモードを切り替えるとよいだろう。

Bluetoothコーデックは、AACに対応しておりiPhoneユーザーは嬉しい。この価格帯のサウンドバーはSBCのみの場合が多い。音楽鑑賞用のBluetoothスピーカーとして常用することもできる。ただし、2台のデバイスと同時に接続し、自由に切り替えられるマルチポイントには対応していない。

Bluetoothコーデックビット数サンプリング周波数最大ビットレートレイテンシ(遅延)特徴
SBC16bit48kHz328kbps220ms(±50ms)Bluetoothオーディオの標準コーデック。
遅延性は比較的高い。
AAC16bit48kHz非公表120ms(±30ms)
@128kbps
おもにiPhoneで採用されている高音質コーデック。
遅延性は中程度。
aptX16bit48kHz352kbps @ 44.1kHz

384kbps @ 48kHz
70ms(±10ms)SBCやAACより高音質・低遅延。
aptX LL16bit48kHz40ms未満aptXと同等の音質かつもっとも遅延が少ない。
aptX HD24bit48kHz576kbps

620kbps ※Snapdragon 865以降
130ms24bit / 48kHzに対応した高音質コーデック。
低遅延。
aptX Adaptive24bit96kHz
420kbps
50~80ms高音質・低遅延・接続安定性を実現したコーデック。
LDAC24bit96kHz990kbpsSONYが開発した最大24bit / 96kHzに対応した高音質コーデック。
遅延性は比較的高い。
Samsung Scalable Codec24bit96kHz512kbpsサムスン独自のコーデックで、高音質・接続安定性を実現。
遅延性については非公開。
HWA24bit96kHz900kbps50~400msHuaweiが開発した高音質・低遅延コーデック。
UAT24bit192kHz1.2MbpsHiby Music独自のコーデックで24bit / 192kHzの超高音質。

サラウンドモードが必要なくテレビの音質に不満のあるかたや、ゲームをもう少し迫力のある音でプレーしたい方におススメである。価格も手頃なので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

FunLogy SOUND3
FunLogy SOUND3
製品サイズW 820 mm × D 82 mm × H 70 mm(脚含む)
製品重量2.3 kg
ツィーターユニット46 mm ×2
出力15W
インピーダンス
サブウーファーユニット52 mm ×2
出力25W
インピーダンス
再生周波数帯域60 Hz – 18 kHz
SN比83 dB
ディストーション<5%
BluetoothバージョンVer.5.0
対応プロファイルA2DP、ACRCP
対応コーデックSBC、AAC
無線出力class2
最大通信距離10 m
対応可能フォーマットPCM
入力インターフェース光デジタル、3.5 mm AUX、USB(アップデート専用)
サウンドモードスタンダード、クリアボイス、ムービー
イコライザー機能低音 : ± 5、高音 : ± 5
電源DC 24 V – 3.0 A
消費電力30 W
その他LEDディスプレイ
付属品ACアダプター、リモコン、光デジタルケーブル、3.5mmオーディオケーブル、取扱説明書(保証書)

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